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予防診療
なるべく患者さまの歯を削らないために、「むし歯ゼロ」、「歯周病ゼロ」、「長持ちする治療」の3つの目標を意識しています。ですので、なないろ歯科クリニックの医療スタッフ達は、痛くなる前の予防メンテナンスを特に重視しております。
歯は、いったん削ると数年ごとに再発と再治療を繰り返し、抜歯に至る傾向があります。患者さまがそのパターンに陥らないよう、予防によって最初の治療を防ぐことに力を入れています。また、すでに治療済みの歯は、再治療までの期間を延ばすことが大切です。
予防診療では、歯科衛生士がお口のクリーニング、歯石の除去やフッ素塗布、歯磨きのアドバイスを行います。歯科衛生士は毎回同じ担当者がケアに当たる、担当制です。継続してお口を観察することで変化にも気付きやすくなるため、リスク管理に役立ちます。一人ひとりに時間をかけて丁寧なクリーニングをすることも、当院の強みだと思います。
歯周病
歯周病は症状が目立たないまま進行するところが、怖い病気です。歯周病菌の巣となる歯垢・歯石を溜めないように心がけ、予防や早期治療に取り組みましょう。その基本は、定期的に通院してお口のクリーニングを受けることです。
クリーニングを担当するのは歯科衛生士です。毎回同じ歯科衛生士が担当し、歯磨きの上達具合や悪化の徴候にも目を配ります。
なかなか十分な改善が見られない場合は、外科的な処置という方法もあります。その1種が、レーザー治療です。歯ブラシの届きにくい歯種ポケットの内部にレーザーを照射することで、歯周病菌を殺菌します。拡大鏡を使って患部をよく観察し、なるべく深い部分まで殺菌するように努めています。
重度の歯周病ですと歯を支える骨が減ってしまうため、歯がぐらつき、抜歯になってしまうかもしれません。その場合は、外科的な処置をしてリグロスというお薬を塗布し、組織の再生を促します。抜歯の可能性を回避し、歯を長持ちさせることを目指します。
むし歯
残念ながら、むし歯が進行した場合はむし歯の部分を削って治療を行わなければいけません。
むし歯の治療の際は、患者さまの不快感を減らすために、なるべく痛みを軽減した治療を心がけております。表面麻酔 麻酔薬の温度管理 電動麻酔注射器の使用を徹底して、治療時の痛みを可能な限り少なくしています。また、恐怖心を取り除き気持ちを和らげる「笑気麻酔」もご用意しました。保険適用でできますので、興味のある方はご相談ください。
ホワイトニング
人工物で歯を覆うのではなく、ご自分の歯を白くしたい方のため、ホワイトニングを提供しています。方法は、通院用の「オフィスホワイトニング」と持ち帰り用の「ホームホワイトニング」、両方を組み合わせた「デュアルホワイトニング」です。
オフィスホワイトニングでは、オパールエッセンスのブーストというお薬を採用しました。薬機法承認があるなかでは濃度が濃いことが特徴です。歯茎にはしみるのを予防するお薬を塗り、医療用のLEDライトを使用します。
一方、ホームホワイトニングで使用するのはオパールエッセンスGoです。あらかじめお薬が入っているマウスピースをご自分で歯にフィットさせるシステムで、型取りは必要ありません。マウスピースは1日ごとに使い切りです。
ホワイトニングを希望される方は、まずお口の診察を受けてください。むし歯や歯周病のある方は、そちらの治療を先に受けましょう。そしてお口のクリーニングをしてから、ホワイトニングを開始します。変化が分かるよう、口腔内の写真も撮影します。
入れ歯
保険診療を基本に、妥協のない入れ歯作りをしています。せっかく作った入れ歯を、合わないとしまいっぱなしにせず、お口の一部として活用してほしいからです。ほとんどの場合、完成後3ヶ月ほどの調整で使えるようになります。
具体的には、型取りだけでも通り一遍ではありません。まず、患者さまのお口の大きさや幅に合わせた「個人トレー」を作ります。その個人トレーに型取り材を盛り、歯並びの型を取ります。加えて、実際にお口を動かしてもらいながら筋肉の動きも記録することが、当院のこだわりです。
入れ歯の構造も、使いやすさに影響を与えます。左右の奥歯に部分入れ歯を入れる場合、左右をバーでつなぐのか、あるいはプレートでつなぐのかによっても差が出ます。バーに使う金属の種類や、留め具のかかる位置、留め具を乗せる歯の処置も、大切な要素です。
ほかに、見た目を追求した部分入れ歯「エステティック義歯」や薄くて頑丈な「金属床義歯」といった自由診療も取り扱っています。